東京のみならず日本のまちは駅を中心に広がっています。しかし、よくよく見てみると駅を境に東と西がきちんとつながっている東京のまちは意外と少ないことに気がつきます。「洋の東西」にはじまり、東と西は世界の見方の二つの極を表しているともいえます。このシンポジウムでは、東西という切り口から渋谷の魅力を解き明かそうとするものです。
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[第一部]
ご来賓挨拶:桑原敏武氏(渋谷区長)
- 01:基調講演「都市の古今東西――多様性の由来」
- 村松 伸(総合地球環境学研究所・東京大学生産技術研究所 教授)
- 02:「シブヤ東西凹凸合戦――谷底から見た渋谷」
- 皆川典久(東京スリバチ学会会長)
- 03:「写真で見る、渋谷東西タイムリープ」
- 佐藤 豊(写真家)
- 04:「渋谷の東西文化」
- 西 樹(シブヤ経済新聞編集長)
- 05:「渋谷と音楽」
- 田中知之(FPM)× ☆Taku Takahashi(m-flo, block.fm)
モデレーター:田村圭介(昭和女子大学)
挨拶:内藤廣(委員長/建築家・東京大学名誉教授)
進行:川添善行(代表幹事・委員/建築家・東京大学)
[第二部]
参加者を交えた、交流会
渋谷は2008年の副都心線開通を皮切りに、都市の大改造が始まりました。工事中の風景が今後15年にわたって続きます。2012年の渋谷ヒカリエ開業、2013年の副都心線と東横線の相互直通化により、徐々に変化が形となって現れてきています。 変化し続けるまち・渋谷の真の魅力は「人」であるとの認識に立ち、生活文化拠点としての魅力を発信するアートイベント:shibuya1000は2008年に始まりました。渋谷を愛する地域の方々、クリエイター、大学、企業、団体等の有志が参加し、渋谷駅を中心とした公共的な空間で、1000人のポートレート展示、インスタレーション、映像、ワークショップなどの実験的なイベントを行ってきました。 shibuya1000は当初5年間を区切りとして行ってきました。目標は地域の方々を中心とした持続可能なまちづくり活動の場をつくることだったからです。徐々にではありますが、地域の方々のみならず、地域外からも参加者が増えきたことを考えると、一定の成果が得られたと思います。 しかし、shibuya1000を続けたいという声に後押しされ、この度、第6回となるイベントを企画しました。私たちは次の5年をとらえるテーマとして、渋谷の「東西」に着目し、渋谷という都市の変化を見つめ、その魅力を発見し、伸ばす活動を展開していきます。今回はその宣言としてシンポジウム「シブヤ東西合戦」を開催し、今後の渋谷について皆さんと考え、新しい取り組みの契機としたいと思います。
2014年2月
shibuya1000実行委員会
代表幹事 川添善行
名称 | shibuya1000_006「シブヤ東西合戦」 |
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開催日時 | 2014(平成26)年3月13日(木) 第1部 18:00~20:20(シンポジウム) 第2部 20:30~22:00(交流会) |
場所 | 第1部 ケアコミュニティ・美竹の丘2F多目的ホール 渋谷区渋谷1-18-9 第2部 Glorious Chain Café 渋谷区渋谷1-23-16 cocotiビル1F |
入場料 | 第1部 無料 第2部 会費 一般2000円 学生1000円(当日支払) |
主催 | shibuya1000実行委員会 |
協賛 | 東京急行電鉄株式会社/東京地下鉄株式会社/東急不動産株式会社/東日本旅客鉄道株式会社/株式会社日建設計/NHK営業サービス株式会社 鹿島建設株式会社/清水建設株式会社/大成建設株式会社/株式会社日本設計/三井不動産株式会社/三菱地所株式会社/株式会社ブ・レスコーポレーション/東急バス株式会社 [順不同] |
後援 | 渋谷区 |
shibuya1000実行委員会
実行委員長 | 内藤廣(建築家/東京大学名誉教授) |
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副委員長 | 井口典夫(青山学院大学教授)/大西賢治(渋谷道玄坂商店街振興組合理事長)/岸井隆幸(日本大学理工学部教授) |
委員 | 川添善行(代表幹事)(東京大学生産技術研究所講師)/小林博人(慶應義塾大学大学院教授)/友田博通(昭和女子大学教授)/田村圭介(昭和女子大学准教授)/川上秀人(株式会社NHKエンタープライズ副部長)/大友教央(東京急行電鉄株式会社課長)/白子慎介(東京地下鉄株式会社課長)/有川貞久(東日本旅客鉄道株式会社課長)/玉井美歌男(一般社団法人しぶやコンシェルジュ代表理事)/F・ウレマン(渋谷駅東口街区まちづくり検討会元代表幹事) |
事務局 | 株式会社パブリッヂデザイン+株式会社アバンアソシエイツ |