shibuya1000

2012年3月3日。1000の顔写真が、一日数百万人が利用する渋谷駅地下の風景を一変します。

渋谷の風景とともに、渋谷の「人」を映し出した1000枚の写真を、「渋谷駅」の地下コンコースに出現させる展覧会を開催します。「shibuya1000」は、渋谷を再認識しながら、地元の人も訪れる人も、みんながそのまちづくりに関係していける機会を生み出そうとするクリエイティブ・イベント。これまでアートを中心に多様な形での情報発信を行ってきましたが、第4回目の今年は、そのコンテンツを渋谷の「風景・人」写真に絞ります。

クリエイターは「渋谷に関心をもつ大学スタジオ」+「渋谷を愛する写真家」+「渋谷に暮らす人々」の混成13チーム。渋谷にどのような視線を向けるのか、各チームがそれぞれに違ったストーリーをもってまちへ出ました。そうして出来上がったイメージをもとに、それぞれのチームがA1サイズ(縦84cm×横60cm)の写真で物語を構成していきます。

物語が発信される場所は、渋谷の大動脈、不特定多数の通行人が行き交う地下コンコース。普段はある目的地に向かうための通過パスでしかないこの空間が、渋谷の物語で埋め尽くされるエキシビションスペースに転換してしまう9日間です。